2016プロ野球トライアウトを生観戦する方法と当日の流れ

秋風が冷たく感じてきた今日この頃

プロ野球も、ドラフトが終わり、日本シリーズに出場できなかったチームは、秋季キャンプが始まり、新チームの編成が行われているところです。日本シリーズも終盤になってくると、いよいよ2016年が閉幕するという実感が湧いてきます。

しかしそれと同時に、また心が切なくなる季節でもあります。華やかな舞台の裏側では、解雇と言う厳しい現実と向き合い、トライアウトに向け黙々と調整している選手達もいるのです。

表舞台とは違った雰囲気で緊迫感のあるトライアウト、あまり知られていないのですが、実は無料で観戦することができるのです。2016年の開催について詳しくみていきましょう。

トライアウトの日程、場所

日時 2016年11月12日(土) 10:00から

場所 阪神甲子園球場

観戦 開門9:30から、入場は無料です。売店は営業しません。 ⇒当日参加された方によると、営業していたとのことです。

雨天時は翌日の11月13日(日)阪神鳴尾球場で開催されます。こちらは球場が狭く、入場規制がかかる可能性があります。さらに13日も雨天の場合は屋内での開催となり、観戦はできないとのことです。

トライアウトの日程が1回になったのは2015年からです。2001年から開始され、ずっと2回開催(東西での開催)でした。しかし、2011年~2014年においては第2回での合格者が0人だっという現実もありました。

トライアウトの参加選手

実はトライアウト当日にならないと正式な選手は分からないのです。ブログなどで参加表明をしている選手は間違いなく参加すると思います。個人的な今年の注目選手は、阪神の鶴直人投手と小島達也投手です。まだ出場するかも分かりませんが、同じ世代で高校時代から好きな選手でした。もう一花咲かせてほしいですね。

トライアウトのスケジュール

トライアウトのスケジュールは投手と野手で若干違います。今年も例年と大きくは変わらないと思われますので、これまでのスケジュールを確認してみましょう。

投手
時間 内容
900-930 受付後、各自ウォ-ミングアップ
930-1000 グラウンド集合、スケジュール説明、  キャッチボール
1000- 各自、登板スケジュールに合わせ、着替え、ブルペンなど
1030- シート打撃
※登板を終えた投手は自由解散
野手
時間 内容
900-930 受付後、各自ウォ-ミングアップ
930-1000 グラウンド集合、スケジュール説明、  キャッチボール
1000- シートノック
1030- シート打撃

投手は終わったらすぐに帰ってしまう選手もいますので、観たい投手がいる場合は朝一から参加することをおすすめします。

ちなみにシート打撃はノーノーからの対戦となります。実はこの形式になったのは2015年からで、それは1-1のカウントからのスタートでした。シートバッティングで対戦する選手の数は、参加人数によって異なるのですが、2015年は1投手あたり3人、打者は7打席でした。

トライアウト当日の準備

選手たちが受付に現れる時間帯はだいたい朝800位という傾向であるようです。ですので、熱心なファンは朝730位から並んでいることも珍しくないとか。2013年に静岡草薙球場で開催された時は800の時点で1000人も並んでいたようです。最終的には10000人の観客が席を埋めました。全国から野球関係者とマニアが集まります。これは選手の入場を入口で待つのと、最前列を確保するためとのことです。席取りは結構熾烈になるので、なるべく早く行くことをお勧めします。

しかし11月のこの時期はとても寒いので、防寒対策は必須です。声援はあるものの、応援もなく、淡々と進んでいくので、通常の野球観戦より余計に寒く感じるかもしれません。

厚手のコートやブーツ、手袋まで用意しておけば間違いないでしょう。売店は営業しないのですが、球場外では販売しているかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?トライアウトの観戦と当日の流れについてまとめました。私は当日甲子園に行けないのですが、速報でチェックしたいと思います。是非、生観戦された方は感想をブログにアップして下さい。

トライアウトを観る前にこちらの記事もチェックしておくとより楽しめると思いますので、良かったらご覧ください。

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