朝ドラあさが来たの感想。まれと比較してみた。

今日で1クール1週目が終わりましたね。前回の朝ドラまれの感想はこちらの記事、まれ感想!最終回を見終えてひどいと思った理由。に書いています。今回、1クールが終わったので、あさが来たの感想を、まれと比較しつつ書いていきたいと思います。

1、印象

1クール終わって最初の印象は、明日もみたい!!と思わせてくれることでした。そうなんです。面白いんです。やっぱり時代設定がいいですよね。着物姿は情緒的な雰囲気を作り出してくれます。AKB48の主題歌、365日の紙飛行機も良いんですよね。何か雰囲気がとても伝わります。私はAKB48とかあまり好きじゃかなったのですが、この曲はドラマともマッチしており心地よいです。朝ドラだ~という気持ちにさせてくれます。

まれは元気いっぱいな感じで、最初の頃は良かったのですが、だんだん疲れてきて、主題歌の希空は聞もちを高揚させるような歌だと思いますが、聞いてて疲れてしまうようなときもありました。まれも最初の頃は面白いと思ったのですが、回が増すにつれてストーリーやキャラ設定が雑になっていった印象がありました。あさが来たもこれからの展開次第と思いますが、現時点では面白いと感じています。

2、設定

あさが来たは実際の人物をモデルに描かれています。1849年~1919年までを生きた広岡浅子さんという女性実業家であり教育者の方がモデルとなっています。広岡さんは銀行や生命保険会社を立ち上げたり、日本女子大学の設立に大きくかかわった方として女性の社会進出に大きく影響を与えました。このサクセスストーリーをみてみたいとやっぱり思わせてくれます。

NHK朝ドラは実際の人物を描くことが多いですよね。最近で言えば、カーネーションやマッサンなど、やっぱり設定がしっかりしていたので大変面白かったです。ここがまれと最も異なる点かと思います。

まれも朝が来たも女性の仕事や生きたかを中心に描いてます。でもまれでは様々な登場人物にスポットをあててしまったせいで、まれが圧倒的な存在になれなかったという点がありました。圧倒的な存在と言うのは、魅力的な主人公と言う意味です。個人的にはまれ本人よりもシェフやお父さんの生き方の方が気になってしまいました。

あさが来たの場合は、主人公の浅子が圧倒的な存在であるため、軸がぶれません。現在は子供時代を描いていますが、この頃からもう女性の強さが際立っております。これはみていて気持ちいいですし、分かりやすいですよね。

3、キャスト

第1クールは浅子の幼少時代を描きました。まず、この浅子を演じている子役の子の演技がうますぎてびっくりします。鈴木梨央ちゃんという娘ですが、まだ10歳です。末恐ろしい。まれの子供役のあゆむちゃんとたくみ君とは次元が違うかもしれません。もちろん、年齢も6歳と10歳で違うからそもそも演技の比較になりませんが、とにかく上手です。かわいいし、あの京都弁?がたまらないですよね。

また浅子の姉役のはつを演じる守殿愛生の演技も本当にうまいです。このコンビ恐ろしいです。

もう少し見ていたかったのですが、第2クールからは青年期に移っていきます。ここからが本番ですが、浅子を波瑠さん、はつを宮崎おあいさんが演じます。実力派俳優ですよね。ストーリーもさることなが、朝から着物姿の美人さんをみれるなんてまた楽しみですね。

以上1クールを終わっての朝ドラあさが来たの感想でした。やっぱり実際の登場人物なので設定がしっかりしているのと、歴史を知りたいという気持ちが駆り立てられます。そして演技のうまいキャスト。これからの展開が楽しみです。