沢久美のミスチルパクリ騒動。歌詞を書いた第三の人物疑惑。

昨日のニュースで、ミスチルことMr.childrenが1992年にリリースした名曲、抱きしめたいの歌詞と、平浩ニさん2015年5月にリリースした愛・佐世保のカップリング曲、ぬくもりの歌詞が酷似しているということでニュースに上がりました。この記事では、歌詞の問題点と、なぜこのようなパクリ疑惑が起きてしまったかを考えていきます。

1 パクリ疑惑の歌詞

ニンジ報告から転載
ニンジ報告から転載

左がぬくもり、右が抱きしめたいの歌詞です。これはもはやパクリというか、盗用のレベルですね。ぬくもりの曲のコンセプトも、抱きしめたいの歌詞から考えられていることがよく分かります。

実際に歌自体も聞いてみましたが、さすがにメロディーは違いました。

しかし、一体なぜこのような問題が起きてしまったのでしょうか?

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2 書いたのは誰?

実は平さん自身にぱくったという自覚はなかったようです。と言うのも、歌詞を書いたのは沢久美さんという方で、その方が盗作をした疑惑があります。

では沢久美さんと言う人物は一体何者なのでしょうか?

本名は青木良子さんという方で、沢久美さんは芸名です。気になるのは年齢ですが、1945年生まれということですので、現在70歳位になります。この世界に入ったのは20歳前後のようで、22歳に歌手としてデビューしています。その後、

現在は塩沢企画と言う会社の代表をしており、演歌歌詞の作成や歌の先生、ディナーショーの企画などを行っているようです。

しかし、ここで1つ疑問があるのですが、70歳にもなる沢久美さんが、そもそもミスチルの抱きしめたいの歌詞をぱくろうなどと思うのでしょうか?

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3 第3の人物の存在

演歌の世界には師弟関係と言うものがあります。塩沢企画がどういった形で事業を営んでいたのか詳細は明らかになっていないのですが、歌の企画というイベントを企画し、そこで弟子の歌披露をしていたという情報はあります。

ようするに沢久美さんには弟子がいたということになります。

ミスチルの抱きしめたいを知る世代としては、20代~40代までの年齢層と言うことが言えます。沢さんはもう70代ですから、いくら抱きしめたいが名曲とは言え、知らなくてもおかしくないということも言えます。

ここで浮上する更なる疑惑としては、沢さんは歌詞を弟子に書かせていたのではということが考えられます。

沢さん本人もこの一件に関するコメントで、

「もう60歳を超えているしミスチルも知らない」

と言っていますが、それはその通りなのかもしれません。

これはある種墓穴を掘っており、他の弟子が書いたから私知らない!ということを裏付けるようなコメントにも解釈できます。

まとめ

いかがでしかた?演歌界には日本文化独特の師弟関係のようなものがあり、こういった事実も少なくないのだと思います。

師匠の仕事を手伝い、自分にも仕事が落ちてくるようになる…。これは悪いことではありませんが、現代の時代には合わない風習になっているように思います。

沢さんもそうやって弟子の活躍の場を与えてきたのだと思います。

しかし、今回の件は度が過ぎたというか、作詞家としてあるまじき行為になってしまいましたね。例えこれが回収されなかったとしても(回収は決定しています)ミスチルの桜井さんが何か騒ぎを起こすようなことは考えづらいですが、沢さんには作詞家としてのプライドを持ってほしかったなと思います。

また、ぬくもりの歌手平浩ニさんは、初めて自分で書いた曲が回収になってしまったのですから、残念でしたね。佐世保のご当地ソングということで気合いが入っていたようですが、こればっかしはしょうがないですね。何だかんだで一番の被害者だったかもしれません。

この第三者疑惑はあくまで個人的な推測であり、根拠がある話ではありませんので、その点はご了承ください。

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