
2017年3月から開幕するWBC。出場チームを見てみると、16チーム中14チームが4大会連続での出場で、初出場は2チームとなっています。予選を勝ち抜いてきたチームですが、どうしても実力差があり、結構一方的な試合展開になることもしばしばといったところです。
今回はWBCのコールドゲームのルールについて書いていきたいと思います。
また逆の展開で、延長戦という事もありますのでそちらのルールも確認していきましょう。
WBCコールドに関するルール
現時点ではまだ正式に発表されていませんが、前回大会と大きくは変わらないと思いますので、過去の例をまずはみていきましょう。
5、6回 15点差
7、8回 10点差
となっています。これは第2回とも変りません。
しかし、唯一変わった点がありまして、いつの試合からコールドが適用されるのか?その規定が変わりました。
第2回では第1ラウンド、第2ラウンドまでがコールド適応でしたが、第3回では準決勝までコールドが適応されるようになったのです。ただ流石に第3回大会の準決勝でのコールドゲームはありませんでした(日本1対3プエルトリコ、オランダ1対4ドミニカ共和国)。
ちなみにこれまで第3回大会でコールドゲームになったのは、4試合だけだったのです。意外と少ないことに驚きました。思っている以上に実力が拮抗している証拠なのだと思います。参考までにその4試合の組み合わせを載せておきます。
第1ラウンド(48試合)
キューバ12-0中国
イタリア12-2カナダ
第2ラウンド(14試合*敗者復活戦含む)
日本16-4オランダ
キューバ14-0台湾
意外や意外、カナダがイタリアにコールドで負けていたり、台湾がキューバに大敗していたりと、実力が拮抗しているチームの試合でコールド試合がありました。
さらに、この大勝したキューバは後の試合でオランダに敗れます。
本当にどこが勝つか分からないですし、コールドになる確率は相当低い事が分かります。
WBCの延長戦ルール
では、次に延長戦のルールについてみていきます。延長までもつれた試合には、第2回大会の韓国との決勝戦がありましたね。延長10回にイチロー選手が見事にセンター前に勝ち越し打を放ったあの試合です。
あとは前回大会の第2ラウンドの台湾戦。これは延長10回に井端選手が決めてくれました。
日本は延長戦に強い印象ですね。
少し話がそれましたが、第3回では延長戦は以下のようなルールになっていました。
回数制限はなし。ただし延長13回からは、タイブレーカーとなり、ノーアウトランナー1、2塁からのスタートとなります。打者は前の回からの続きで、ランナーは打者の前2人となります。
延長戦はコールドゲームより少なく、前回大会では日本対台湾戦のみでした。
終わりに
いかがでしたか?コールドゲームと延長戦についてまとめてみました。
やっぱりコールドゲームより延長戦みたいな接戦が良いですよね。
ハラハラしますが、見ごたえのある試合を観たいですね。
日本代表のオーダーについては、2017年WBC侍ジャパンのスタメンを予想する。最強メンバはーこれだ!も良かったらご覧ください。