2015プロ野球引退、退団選手でベストナインを組んでみたらすごいことに。

2015年のプロ野球も佳境を迎えていますね。パリーグはソフトバングの独走、セリーグは混戦状態となっていますが、そんな表舞台とは裏腹に、続々と大物選手が引退を発表しています。

小笠原選手、和田選手、西口選手…などなど思い出深い選手がたくさん引退を発表しています。2015年が、90年代後半~2000年のプロ野球界を盛り上げてきた功労者たちの最期のシーズンになろうとしています。

今回は既に引退を発表している選手や、今年で退団が決まっている選手で、ベストナインを組んでみました。

1番 センター 谷 佳知(オリックス⇒巨人⇒オリックス⇒引退)

通算成績

打率297 安打1927本 本塁打133本 打点741点 盗塁167個

最高成績

2002年 盗塁41個

2003年 打率350 安打189本 本塁打20本 打点91点

タイトルは最多盗塁と最多安打のみで、首位打者を獲得していないのは意外でした。そして木村拓也選手の追悼試合でのあの満塁ホームランは忘れません。木村選手と同級生で仲の良かった谷選手。涙したあのホームランシーンはこちらから。

2番 二塁手 平野 恵一 (オリックス⇒阪神⇒オリックス⇒引退)

通算成績

打率280 安打1156本 本塁打18本 打点258点 盗塁59個 犠打253個

最高成績

2004年 本塁打6本 打点39点

2010年 打率350 安打172本 犠打59個

主要部門のタイトルはありませんが、最多犠打が2回、ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも選ばれています。ハッスルプレーが忘れらませんね。平野選手の華麗な守備はこちらから。

3番 三塁手 小笠原 道大 (日本ハム⇒巨人⇒中日⇒引退)

通算成績

打率310 安打2120本 本塁打378本 打点1169点

最高成績

2001年 安打195本

2003年 打率360

2005年 本塁打37本

2009年 打点107

本当にすごい成績です。最高成績をみると、10年にわたり自分の記録を更新していっています。19シーズン中13シーズンは打率が3割を超えています。主要タイトルは全て獲得しています。小笠原選手の見事な内角打ちはこちらから。

4番 一塁手 松中 信彦(ソフトバンク⇒退団 現役続行希望)

通算成績

打率297 安打数1766本 本塁打352本 打点1167点

最高成績

2003年 打点123点

2004年 打率358 安打数171本

2005年 本塁打46本

2004年には三冠王を獲得しています。2000年から2005年にかけての松中選手はもう無双状態でしたね。どこを投げても打たれるイメージがありました。全盛期時代の松坂からの1試合3発はこちらから。

5番 レフト 和田 一浩 (西武⇒中日⇒引退)

通算成績

打率303 安打数2050本 本塁打319本 打点1081点

最高成績

2003年 打率346 安打数162本

2006年 打点95点

2010年 本塁打37本

和田選手も選手生活を重ねるごとに自己記録を更新していきました。西武ドームの方が狭いのに、中日にうつってから本塁打記録を更新しているのは本当にすごいことです。主要タイトルは首位打者と最多安打のみですが、19シーズン中12シーズンは打率3割を超えています。和田選手のこれまでの葛藤を描いたドキュメンタリーはこちらから。

6番 捕手 谷繁 元信 (横浜⇒中日⇒引退)

通算成績

打率240 安打数2108本 本塁打229本 打点1040点

最高成績

1996年 打率300

1999年 安打126本

2002年 本塁打22本 打点78点

以外と打ってるんですよね。捕手でこの成績は本当にすごいことです。しかし谷繁選手のすごい所は、通算出場試合数が歴代1位なのです。その数、3020試合です。そんな谷繁選手だからこそ分かるベストピッチャーはこちらから。とても興味深いです。

7番 ライト 森本 稀哲(日本ハム⇒西武⇒引退)

通算成績

打率259 安打数904本 本塁打33本 打点267点

最高成績

2006年 本塁打9本

2007年 打率300 安打175本 打点44点 盗塁31個

記録より記憶に残る選手ですね。新庄選手と様々なパフォーマンスを披露してきました。しかしそれでもキャリアハイの成績は見事です。森本選手のパフォーマンスはこちらから。雨で中止でも盛り上げます(笑)

8番 遊撃手 東出 輝裕 (広島⇒引退)

通算成績

打率268 安打1366本 本塁打12本 打点6点 盗塁143個 犠打264個

最高成績

2001年 盗塁26個 本塁打5本 犠打49個

2009年 打率294 安打164本

2010年 打点40点

守備の上手い選手でしたね。野球選手抜群と言われ、元西武の小関選手は天才と評していました。キャリアハイの成績も見事です。来年からはコーチに専念されることが予想されます。東出選手のスーパープレーはこちらから。

9番 投手 山本昌 西口文也 高橋尚成 斎藤隆 木佐貫洋…

投手もそうそうたるメンバーですね。ローテーションについてはまた次回に書いていきます。

しかしすごいメンバーですね。まさにオールスターですよ。

今シーズンは山田選手や柳田選手を筆頭に若手選手の台頭が目立っていることも、引退を決定づけたのでしょう。時代は変わっていくのですね。