AKB48のベスト0と1の間の売上は嵐のjaponismを抜けるのか?

AKB48のベストアルバム、0と1の間の発売日が11月4日から11月18日に変更されました。この2週間の遅れは、実はオリコンの年間売り上げの計上と言う視点からうすると、かなり不利になります。実は年間売上の計上期間は12月第3週付の売上までとなるので、0と1の間は3週間の間にどれ程売上をあげられるか?ということが大事になってきます。

AKB48のシングルは毎回ミリオンを達成し、2010年からずっと年間1位を獲得していますが、アルバムは昨年に年間を1位獲得し、2年連続の1位を獲得することができるのでしょうか?

最大のライバルは嵐のjaponism

2010年から嵐はアルバム部門で3回年間1位を獲得しています。今年も先日発売されたjaponismが好調な売り上げを記録しています。現時点でまだ年間1位にはなっていなのですが、暫定1位の三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE:PLANET SEVENを抜くのは時間の問題となっています。

ちなみ嵐のjaponismの1週目の売上は、82万枚で、ここ最近では最高の売上を記録しています。年間の売上は100万枚に届くか届かないかといったとろこでしょうか。詳しくはこちらの“嵐のjaponismは2015年売り上げ年間1位を獲得できるか?”をご覧ください。

AKB48の過去のアルバム売上の傾向

AKB48のシングルは、極端な初動売上型と言わる売れ行きとなっています。これは、1週目にどかんと売れますが、2週目以降は急激に売上が落ちるという傾向のものです。

アルバムについても初動売上の傾向を示しています。今年に発売されたここがロドスだ、ここで跳べ!は1週目で74.7万枚を売上げましたが、その後、急激に下降し、78万枚程度までにしか伸びませんでした。

これがどの程度低いのか?というと、例えば今年、Mr.children(ミスチル)が発売したRefrecitonは第1週目が35万枚で、現在は57万枚まで売上が伸びています。

またDream comes true(ドリカム)のベストアルバムTHE BEST! 私のドリカム は第1週目が33万枚で、現在78万枚まで売上を伸ばしています。

第1週目の売上の30%以上は計上したい所ですが、AKB48のアルバムはどの程度の推移を辿るのかが気になるところです。

ベストアルバムの効果がどの程度でるかが勝負

通常通りのアルバムの売上の推移だとjaponismを抜くのは難しいですが、今回の0と1の間はベストアルバムなのでそれを覆す可能性があります。通常、ベストアルバムの場合、コアなファン以外も購入をするので売上が伸びます。

今年でみればドリカムのアルバムが典型的ですが、多分ドリカムが今オリジナルアルバムを出しても、20万枚届けば万々歳ということろですが、ベストアルバムは78万枚を売上げるヒットを記録しています。これがベストの効果です。

AKB48にとっては初のベストアルバムなので、どれ程の売上を記録するかは未知数ではありますが、間違いなくここがロドスだ、ここで跳べ!は超えてきますので、嵐の第1週目の売上85万枚には届くと思われます。

第1週目で100万枚を記録したら間違いなく年間1位を獲得できます。

0と1の間の特典と宣伝効果

ベストアルバムの場合では、特典の効果はシングル程でないとは思いますが、今回も盛りだくさんとなっているようです。「No.1 Singles」と「Million Singles」はCD2枚組、「Complete Singles」はCD3枚+DVDとなっていますが、収録曲が全て異なっているようです。また、AmazonやHMV、YAMADA電機などのオリジナル特典もあるようです。

さらに、現在視聴率が好調の朝どら、あさが来たの主題歌はAKB48の365日の紙飛行機です。この曲は、私も結構好きな曲で、ドラマとも相性が良く、雰囲気を良くしてくれています。

朝ドラの視聴層は若い年齢や男性に偏るようなことはないので、宣伝効果に抜群です。

11月18日に発売する0と1の間。とにかく勝負は第1週目の売上です。ここで100万枚近く売上られれば、年間1位は濃厚でしょう。

11/18追記

初日の売上は約56万枚でした!嵐の初日は41.3万枚でしたので、そこまでの大差はありません。今後の経過次第で良い勝負になりそうですね。

11/20追記

2日目の売上は2.1万枚でした。これで、年間5位は決定しましたが、オリジナルアルバムより売上が下がるという異常事態になりました。嵐には全く及ばない結果となってしまいました。

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